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プリズム眼鏡


プリズム眼鏡とは

プリズム眼鏡の定義・意味・意義

プリズム眼鏡とは、通常のメガネのレンズにプリズムを組み込んだものをいいます。

プリズム眼鏡の趣旨・目的・役割・機能

斜位・斜視の矯正

プリズム眼鏡は、斜位や斜視の矯正、すなわち両目の視線(眼位)のズレを光学的に補正するために使用されます。

斜位や斜視を矯正するための一般的な医療機器です。

 

斜位

プリズム眼鏡を使用することで、斜位を原因とする眼精疲労複視(ものが二重に見える)といった症状を軽減・解消することができます。

特に上下斜位に対して有効です。

 

斜視

 

プリズム眼鏡の使い方・利用の仕方

斜位の矯正に用いる場合
常時使用する

常時使用により、眼精疲労(目の負担)を軽減したり、複視を解消することができます。

 

必要なときだけ使用する

たとえば、斜位の症状である複視は1日中現れる場合と、1日のうち、たとえば夕方以降など疲れてきたときに現れる場合があります。

後者の場合は、複視が生じたときだけプリズム眼鏡を使用してもかまいません。

 

プリズム眼鏡のデメリット・問題点

1.プリズム眼鏡を外した際の違和感・不快感

プリズム眼鏡を使用すると脳が両目の視線がズレていない楽な状態に慣れるため、プリズム眼鏡を外した際に異様な違和感・不快感を感じます。

しかも、その違和感はしばらく続きます。

この違和感は回避する方法がなく、慣れるしかありません(あるいは、プリズム眼鏡を常時使用する)。

しかし、補正のレベルを下げることで、違和感・不快感を避けながら、矯正することも可能な場合があります。

また、専門医等によれば目に悪いということはないとのことです。

 

2.プリズム眼鏡の副作用?

今述べたようにプリズム眼鏡を使用すると脳が楽な状態に慣れてしまうため、自力で視線のズレを調整しようとする力が衰えてしまうのではないかという心配があります。

ただし、これも専門医等によればその可能性はなくもないが心配することはないとのことです。

 



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