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重曹とは


重曹とは

重曹の定義・意味・意義

重曹とは、天然のミネラルです。

化学名は、炭酸水素ナトリウム(NaHCO)です。

その他、重炭酸ナトリウム、重炭酸ソーダ、ベーキングソーダなど、さまざまな呼称で呼ばれています。

重曹の性質・特性

形状

重曹は、粉末状の白色の結晶です。

PH―アルカリ性

重曹の水溶液は、 弱アルカリ性を示します。

そこで、汚れ落としに使うことができます。

日常生活から出る汚れは、そのほとんどが酸性なので、アルカリ性の洗剤で中和して、汚れを落とします。

汚れの分類・種類(性質)

ただし、重曹はアルカリ性の度合いがあまり強くないので、石けんよりも汚れを落とす力は劣ります。

しかし、重曹は、後述するように、水に溶けにくいという性質があり、また、湿らせると、結晶のカドが取れるので、マイルドな研磨作用があります。

そのため、重曹はクレンザーとしてのはたらきもしますので、そうじには効果的です。

さらに、重曹をクエン酸などの酸で中和すると、二酸化炭素を発泡するので、キッチンや浴室などの排水口など手が届きにくい場所のそうじにも便利です。

溶解度

溶解度とは、溶媒(水など)100gに溶ける溶質の質量(g)をいいます。

重曹は、水に溶かして、重曹水などにして使いますが、水には溶けにくいです。

したがって、重曹をたくさん入れても、その分汚れ落ちがよくなるというわけではなく、ただ重曹が溶けずに残るだけです。

重曹の使い方―掃除・洗濯―重曹水―重曹水の作り方と使い方

水の温度
0℃
20℃
25℃
40℃ 60℃
80℃
重曹の水への溶解度(g/100g)
6.5
8.7
9.4
11.3
13.8
19.1

なお、熱い湯(約50~60度以上)では、溶解度は高く(溶けやすく)なりますが、強アルカリ性を示して、人体に危険になりますので、取り扱いに注意しましょう。

重曹の作用

重曹には、次のようなさまざまな作用がありますので、これを活かして、そうじ、洗濯、料理、住まいのにおいや湿気とりなど、幅広く利用されています。

  1. 中和作用(汚れ落とし)
  2. 消臭作用
  3. 発泡作用
  4. 研磨作用
  5. 吸湿作用
  6. 軟水作用
  7. 膨張作用



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