［科学］生活

合成洗剤―台所用洗剤（台所用合成洗剤・中性洗剤）

台所用洗剤とは

台所用洗剤の定義・意味・意義

台所用洗剤とは、台所で使用される合成洗剤をいいます。

法律上（家庭用品品質表示法にもとづく雑貨工業品品質表示規程）は、台所用合成洗剤といいます。

また、通常、その液性が中性であることから、よく中性洗剤とも呼ばれています。

ただし、より高い洗浄力や手肌への低刺激性のため、弱アルカリ性や弱酸性の台所用洗剤もあります。

台所用洗剤の趣旨・目的・役割・機能

液性が中性の台所用洗剤

液性が中性の台所用洗剤は、食器のほか食べ物（野菜・果実）を洗浄するためにも使用されます。

食器のほか食べ物（野菜・果実）を洗浄するためにも使用される台所用洗剤は、食品衛生法により、液性が中性（ｐｈ６以上８以下）と定められています。

液性が弱アルカリ性の台所用洗剤

液性が弱アルカリ性の台所用洗剤は食器を洗浄するためにだけ使用されます（食べ物は不可）。

中性の洗剤より高い洗浄力があります。

ただし、手洗いには不向きです。

液性が弱酸性の台所用洗剤

液性が弱酸性の台所用洗剤は食器を洗浄するためにだけ使用されます（食べ物は不可）。

皮膚は弱酸性なので、弱酸性の台所用洗剤は手肌に与える影響が少ないというメリットがあります。