地表―地層
地層とは
地層の定義・意味など
地層(ちそう)とは、(かつての)地表(海底を含む)に堆積岩がある広がりをもって積み重なってできた層状の岩体をいう。
参考:『キーワード総整理 地学用語集 新装版』 旺文社、2014年、122頁。 小学館 『日本国語大辞典』。岩波書店 『広辞苑 第六版』
地層の形成(地層の基本的なでき方)
風化・浸食・運搬・堆積
山地の岩石が風化・浸食作用により砕屑物(れき・砂・泥)となり、砕屑物は運搬作用により海に運ばれ、そして、堆積作用により海底に積もって地層を作っていく。
参考:左巻健男ほか4名 『系統的に学ぶ中学地学』 株式会社 文理、2020年、56項。
なお、今陸上で見られる地層は元々はほとんどが海底や湖底など水の中で作られたもので、それが地殻変動などによって隆起して地上で見られるようになったものである。
NHK教育 NHK高校講座 地学基礎「地層の形成」 2022年06月14日放送
地層と関係する概念
地層から派生する概念
単層
単層とは地層区分の最小単位をいう。その上下が層理面※で限られた地層の部分である。
三省堂 『スーパー大辞林』
※層理面とは単層と単層の境目をいう。
分かりやすく言えば、地層の一つ一つの縞のことで、1cm以上のものを層理、1cm未満のものを葉理ということもある。
NHK教育 NHK高校講座 地学基礎「地層の形成」 2022年06月14日放送
地層の具体例
地層は堆積岩で構成されているので、単層は例えば礫岩、砂岩、泥岩などの層になる。
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 2 ページ]
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ