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マントル


マントルとは

マントルの定義・意味など

マントルとは、地球の地殻と核との間の層で、地殻のすぐ下から深さ約2900キロメートルまでの部分をいう。

岩波書店 『広辞苑 第六版』

マントルの位置づけ・体系(上位概念等)

地球
地殻・マントル・核(外核・内核)

地球内部は、構成物質や地震波の伝わり方の違いなどから、地殻、マントル、核(外核・内核)に分けられる。このうちマントルの体積は、地球の体積の約82%を占める。

『改訂版 フォトサイエンス地学図録』 数研出版、2018年、38項。『キーワード総整理 地学用語集 新装版』 旺文社、2014年、160頁。

マントルが何らかの理由で溶けてできたマグマが上昇・固化して地殻をつくり、重い金属は中心部に沈んで核を形成する。

参考:『改訂版 フォトサイエンス地学図録』 数研出版、2018年、38項。

マントルの構成

かんらん岩

マントル上部はかんらん岩質岩石で構成されている。

『キーワード総整理 地学用語集 新装版』 旺文社、2014年、160頁。

このかんらん岩質岩石は主にかんらん石(造岩鉱物)からなる。

『改訂版 フォトサイエンス地学図録』 数研出版、2018年、38項。

なお、マントルはドロドロに溶けているわけでなく、通常は固体の状態(岩石)である。

左巻健男ほか4名 『系統的に学ぶ中学地学』 株式会社 文理、2020年、37項。

マントルと関係する概念

マントルから派生する概念
マグマ

マントルの意義・役割・作用

プルーム

マントル内部でプルームによる大規模な対流が起こり、これが超大陸の離合やプレート移動の原動力となっていると考えられている。

『キーワード総整理 地学用語集 新装版』 旺文社、2014年、160頁。



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