補色
補色とは
補色の定義・意味など
補色(ほしょく)とは、混合すると白色になる2つの色をいう。
参考:三省堂 『スーパー大辞林』。小学館 『日本国語大辞典』
詳細・正確な説明
色相環
専門的には、補色は色を順番に並べた色相環と呼ばれる環で正反対にある互いの色をいう。
参考:桐生彩希 『デジタル写真の色を極める! 写真の学校』 雷鳥社、2013年、26項。
補色の特色
補色対比
補色の関係にある色を並べると彩度が高く見える(補色対比)。
補色の具体例
代表的な色の表現法にはモニターやデジタルカメラで使用されるRGBカラーモデル(レッド(赤)・グリーン(緑)・ブルー(青)の光の三原色を加法混合して色を再現するカラーモデル)と印刷で使用されるCMYカラーモデル(シアン・マゼンタ・イエローの三色を減法混合して色を再現するカラーモデル)がある。
このレッド(赤)・グリーン(緑)・ブルー(青)とシアン・マゼンタ・イエローはそれぞれ補色関係にある。
- レッド―シアン
- グリーン―マゼンタ
- ブルー―イエロー
なお、この補色関係はレタッチソフト(Photoshopなど)のカラーバランス調整機能のスライダーの関係にもなっている。
例えば、写真の赤味を減らすということは補色のシアンを増やすことに他ならず、グリーンやブルーに関しても同様で、レタッチで色調整するということは基本的にこの6色のバランスを整えるということである。
桐生彩希 『デジタル写真の色を極める! 写真の学校』 雷鳥社、2013年、26~27項。
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