岩石―堆積岩―火山噴出物―火山砕屑物
火山砕屑物とは
火山砕屑物の定義・意味など
火山砕屑物(かざんさいせつぶつ)とは、火山の爆発的噴火などにより固結したマグマが粉砕された火山噴出物をいう。
参考:左巻健男ほか4名 『系統的に学ぶ中学地学』 株式会社 文理、2020年、40項。平凡社 『世界大百科事典』
火山砕屑物の別名・別称・通称など
火砕物・テフラ
火山砕屑物は火砕物(かさいぶつ)またはテフラともいう。
火山砕屑物の位置づけ・体系(上位概念等)
火山噴出物
火山砕屑物は火山噴出物のひとつである。
火山噴出物には火山砕屑物も含めて次のようなものがある。
- 火山ガス
- 溶岩
- 火山砕屑物
火山砕屑物の分類・種類
火山砕屑物は特定の外形をもつものや多孔質のものには、それぞれ特別な名称が付けられている。
特定の外形や内部構造をもたないものは大きさにより分類される。
左巻健男ほか4名 『系統的に学ぶ中学地学』 株式会社 文理、2020年、40項。
- 特定の外形や内部構造をもたないもの
- 火山岩塊
- 火山礫
- 火山灰
- 特定の外形をもつもの
- 火山弾
- 多孔質のもの
- 軽石
- スコリア
火山砕屑物の意義・役割・作用
堆積岩
凝灰岩
火山砕屑物のうち火山灰が噴火によって飛び散って陸や海に堆積し、固まると凝灰岩という堆積岩になる。
左巻健男ほか4名 『系統的に学ぶ中学地学』 株式会社 文理、2020年、65項。
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