地球の歴史―地質時代―顕生代―古生代
古生代とは
古生代の定義・意味など
古生代(こせいだい)とは、約5億4000万年前から約2億5000万年前までの地質時代をいう。
『キーワード総整理 地学用語集 新装版』 旺文社、2014年、66頁。
古生代の位置づけ・体系(上位概念等)
地質時代
地質時代は主に海生動物の進化に基づき、先カンブリア時代・顕生代(古生代・中生代・新生代)に大別され、各代はさらに紀・世・期の順に細分される。
- 先カンブリア時代
- 顕生代
- 古生代
- 中生代
- 新生代
参考:三省堂 『スーパー大辞林』
古生代の分類
古生代は古い方から、カンブリア紀、オルドビス紀、シルル紀、デボン紀、石炭紀、ペルム紀の6紀に細分される。
『キーワード総整理 地学用語集 新装版』 旺文社、2014年、66頁。
- 顕生代
- 古生代
- カンブリア紀
- オルドビス紀
- シルル紀
- デボン紀
- 石炭紀
- ペルム紀
- 古生代
古生代の特色・特徴
生物
先カンブリア時代が終わり、生物の多様性は一気に増加し、原生生物につながる生物も次々と出現した。
『改訂版 フォトサイエンス地学図録』 数研出版、2018年、114項。
陸・海
古生代には、プレートの衝突による地殻変動(造山運動)によって、ヨーロッパ北部のカレドニア山脈と北アメリカ大陸のアパラチア山脈、そして、ヨーロッパ中部のヘルシニア山脈が形成された(→古期造山帯)。
約3億年前には超大陸パンゲアができ、地中海の原型であるテチス海が赤道付近に広がった。
左巻健男ほか4名 『系統的に学ぶ中学地学』 株式会社 文理、2020年、199項。
気候・環境
古生代の示準化石
サンヨウチュウ
サンヨウチュウは古生代中期からは衰えたが、古生代を通じての示準化石となっている。
『キーワード総整理 地学用語集 新装版』 旺文社、2014年、66頁。
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