［科学］生活

気圧―低気圧―分類―熱帯低気圧―台風（ハリケーン・サイクロン）

台風とは 【typhoon】

台風の定義・意味など

台風（たいふう）とは、中心付近の最大風速が毎秒１７．２メートル以上の熱帯低気圧をいう。

台風と関係する概念

熱帯低気圧

台風と熱帯低気圧との違い

台風と熱帯低気圧との違いは、最大風速が毎秒１７．２メートル以上か未満かである。

その他

台風の上陸

台風の「上陸」とは、台風の中心が北海道・本州・四国・九州に上陸することをいう。

台風の接近

台風の「接近」とは、台風の中心が沿岸から３００ｋｍ以内に近づくことをいう。

台風の別名・別称・通称など

ハリケーン・サイクロン

赤道より上で日付変更線より西側の日本付近（北太平洋の西部と南シナ海付近）のものは台風と呼ばれる。

これに対して、赤道より上で日付変更線より東側のアメリカ付近のものはハリケーン、そして、赤道より下のもの（一部北半球もある）はサイクロンと呼ばれる。

日本

野分

日本では秋の台風は古くは野分（のわき・のわけ）とも呼ばれていた。

台風の平年値

年間平均発生数

台風の年間平均発生数は、１９８１年～２０１０年の３０年間では２５．６個である。

１９６１年からの統計では、最多は１９６７年（昭和４２年）の３９個、最小は２０１０年（平成２２年）の１４個である。

そのうち日本に上陸するのは平均で約３個である。

月別平均発生数・接近数・上陸数

台風の月別の発生数・接近数・上陸数は、１９８１年～２０１０年の３０年間で次のとおり。

	１月	２月	３月	４月	５月	６月	７月	８月	９月	１０月	１１月	１２月	年間
発生数	０．３	０．１	０．３	０．６	１．１	１．７	３．６	５．９	４．８	３．６	２．３	１．２	２５．６
接近数				０．２	０．６	０．８	２．１	３．４	２．９	１．５	０．６	０．１	１１．４
上陸数					０．０	０．２	０．５	０．９	０．８	０．２	０．０		２．７

参考元：気象庁 | 台風の平年値 http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/average/average.html