芳香族アルデヒド―ベンズアルデヒド
ベンズアルデヒドとは
ベンズアルデヒドの定義・意味・意義
ベンズアルデヒドとは、分子式がC7H6Oで表される、芳香族アルデヒドに分類される有機化合物である。
ベンゼンの水素原子の1つがアルデヒド基で置き換えられた、もっとも単純な構造の芳香族アルデヒドである。
ベンズアルデヒドの性質・特徴・特色・特質・特性
ベンズアルデヒドは、常温で無色透明の、香気のある液体で、揮発性物質である。
ベンズアルデヒドの趣旨・目的・役割・機能
果肉等の香り成分
ベンズアルデヒドは自然界にも存在して、次のような果肉に含まれ、その香りの成分となっている。
- 桃
- 青梅
- 安仁(あんにん。アンズの種)
- プルーン
- プラム
- さくらんぼ
- イチゴ
- アーモンド
参考:化学物質ファクトシート 2012年版 http://www.env.go.jp/chemi/communication/factsheet.html
医薬品・香料・染料の原料等
人工的に製造されたベンズアルデヒドの多くは医薬品(アミノ酸製剤)の原料に使われているほか、石けん・洗剤用や食品用の香料の原料、染料の原料などにも使われている。
なお、ベンズアルデヒドは、日本の食品添加物の使用基準では、着香の目的以外の使用は認められていない。
化学物質ファクトシート 2012年版 http://www.env.go.jp/chemi/communication/factsheet.html
がんの特効薬
『がんの特効薬は発見済みだ!』の著者岡崎公彦医師によると、ベンズアルデヒドはがんの特効薬であるという。
また、このがん治療に有効なベンズアルデヒドは少量ながら生アーモンドに含まれているので、毎日、30~50個の生アーモンドを食べれば、初期のがんは治るという。
岡崎公彦 『がんの特効薬は発見済みだ!』 たま出版、2011年、33頁。
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