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ヒストグラム


ヒストグラムとは

ヒストグラムの定義・意味など

ヒストグラムとは、どの明るさの画素がどれだけ存在するかを表す棒グラフをいう。

ILME-FX3 | ヘルプガイド | ヒストグラムについて https://helpguide.sony.net/ilc/2035/v1/ja/contents/TP1000284972.html

参考:桐生彩希 『デジタル写真の色を極める! 写真の学校』 雷鳥社、2013年、39項。

横軸が明暗の分布で、左端が一番暗い色、右端が一番明るい色を表している。

そして、縦軸がピクセル数であり、明るさごとにピクセル数を棒グラフ状にして並べたものがヒストグラムである。

『写真が変わる劇的RAW現像』 CAPA&デジキャパ!編集部、2016年、36項。

ヒストグラムの機能

露出の確認

ヒストグラムは露出(明るさ(明暗)・コントラスト・階調)を確認する機能である。

ヒストグラムの使い方

[明るさ][コントラスト]の調整

ヒストグラムで露出を確認しながら、[明るさ]や[コントラスト]を調整する。

ヒストグラムの見方・読み方

ヒストグラムの形状から露出(明るさ(明暗)・コントラスト・階調)の状態が分かる。

以下、『写真が変わる劇的RAW現像』 CAPA&デジキャパ!編集部、2016年、37項などを参考

露出が適正な状態

ヒストグラムの山のピークが中央付近にあるときは適正な露出の状態である。

露出不足(露出アンダー)の状態

ヒストグラムの山のピークが全体的に左に偏っているときは暗いピクセル数が多いということなので、露出不足を意味する。

この場合はヒストグラムの山が中央付近に位置するように[明るさ]を明るめに調整すれば良い。

露出過多(露出オーバー)の状態

ヒストグラムの山のピークが全体的に右に偏っているときは明るいピクセル数が多いということなので、露出過多を意味する。

この場合はヒストグラムの山が中央付近に位置するように[明るさ]を暗めに調整すれば良い。

黒つぶれが生じている状態

ヒストグラムの一番左端の棒グラフが伸びているときは黒つぶれが生じている状態である。

なお、黒つぶれがある写真ではヒストグラムの左の裾野が枠からはみ出たような形状になっていることが多い。

桐生彩希 『デジタル写真の色を極める! 写真の学校』 雷鳥社、2013年、44項。

この場合は、[コントラスト]の[シャドウ]や[黒レベル]をプラスにして黒つぶれを抑える。

白とびが生じている状態

ヒストグラムの一番右端の棒グラフが伸びているときは白とびが生じている状態である。

なお、白とびがある写真ではヒストグラムの右の裾野が枠からはみ出たような形状になっていることが多い。

桐生彩希 『デジタル写真の色を極める! 写真の学校』 雷鳥社、2013年、44項。

この場合は、[コントラスト]の[ハイライト]や[白レベル]をマイナスにして白とびを抑える。

ハイコントラストな状態

ヒストグラムが左右に広く平坦なときはコントラストが強い状態である。

ローコントラストな状態

ヒストグラムの左端や右端が枠から離れているときは黒や白が存在しないということなので、コントラスが弱い状態である。

この場合は、[コントラスト]の[シャドウ]や[黒レベル]をマイナス、[ハイライト]や[白レベル]をプラスにして左右端を延ばすことでコントラストを強める。



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