Dレンジオプティマイザー(ダイナミックレンジオプティマイザー・DRO)
Dレンジオプティマイザーとは
Dレンジオプティマイザーの定義・意味など
Dレンジオプティマイザーとは、撮影シーンを判別して、撮影した画像の明暗の分布(階調)を自動的に最適に補正する機能をいう。
Dレンジオプティマイザー スペシャルサイト | デジタル一眼レフカメラ“α”(アルファ) | ソニー https://www.sony.jp/ichigan/d_range/feature/feature1.html
Dレンジオプティマイザーの別名・別称・通称など
ダイナミックレンジオプティマイザー
DRO
Dレンジオプティマイザーの機能
白とび・黒つぶれ
Dレンジオプティマイザーは、逆光や明暗差の大きなシーン(よく晴れた日の屋外撮影など)で、ハイライト部の白とびやシャドウ部の黒つぶれを抑えて、より見た目に近いナチュラルな画像を実現する。
Dレンジオプティマイザー スペシャルサイト | デジタル一眼レフカメラ“α”(アルファ) | ソニー https://www.sony.jp/ichigan/d_range/feature/feature1.html
特にシャドウ部への効果が顕著で、シャドウ部を積極的に持ち上げることができる。
伴貞良 著『今すぐ使えるかんたんmini SONY α7Ⅲ 基本&応用 撮影ガイド』(120項)ではDレンジオプティマイザーはどちらかというと暗部を持ち上げる機能と思っておいたほうが安全である
とある。
Dレンジオプティマイザーの使い方
ハイライト重点測光との組み合わせ
Dレンジオプティマイザーの使い方のコツは、明るい部分が白とびするかしないかのギリギリの露出に設定し、暗い部分をDレンジオプティマイザーに任せるイメージで撮ることである。
伴貞良 『今すぐ使えるかんたんmini SONY RX100 基本&応用 撮影ガイド[RX100IV/RX100III/RX100II/RX100完全対応]』 技術評論社、2016年、126項。
具体的には、明暗差(コントラスト・輝度差)が大きいシーンでは、ハイライト重点の測光モードの露出でRAW撮影し、現像時にDレンジオプティマイザーでシャドウ部を持ち上げるとバランス良く仕上げられる。
カメラ本体では[適用量]+50までだが、Imaging EdgeのEditでは[適用量]+100までとカメラより強力なDRO調整ができるので、より強いシャドウ持ち上げ効果が得られる。
参考:『ソニー イメージングエッジ完全マスター』 学研プラス、2019年、120・100項。
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