凝結・着氷―霜
霜とは 【frost】
霜の定義・意味・意義
霜(しも)とは、風の弱い晴れた夜間に氷点下(気温が0℃以下)になったときに、空気中の水蒸気が冷えた地面や物体に触れ、昇華(固体化)して(つまり、凍って)できる細かな氷をいいます。
「霜が降りる(おりる)」「霜が降る(ふる)」などと表現します。
霜の発生
気温・温度
霜が降りるには、地面や物体の温度が0℃以下であることが必要です。
気象庁で発表される気温は地上から1.5mで観測されるので、地面・物体の温度より高くなります。
そのため、気温が0℃以上でも霜は生じます。
霜の時期
霜降(二十四節気)
霧は朝晩の冷え込みが厳しくなる霜降の節から降り始めます(朝霜が見られます)。
霜の位置づけ・体系(上位概念)
着氷
霜は着氷現象の一種です。
霜と関係・関連する概念
樹霜
樹霜(じゅそう)とは、特に樹木などに層状に着氷したものをいい、霧氷の一種です。
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