露出―分類―適正露出
適正露出とは
適正露出の定義・意味など
適正露出(てきせいろしゅつ)とは、撮影者がちょうどよいと判断する露出(写真の明るさ)をいう。
参考:伴貞良 『今すぐ使えるかんたんmini SONY RX100 基本&応用 撮影ガイド[RX100IV/RX100III/RX100II/RX100完全対応]』 技術評論社、2016年、74項。
適正露出と関係する概念
反対概念・対概念
標準露出
撮影者が判断する標準露出に対して、カメラがちょうどよいと判断する標準的な露出を標準露出という。
適正露出の目的・役割・意義・機能・作用など
露出は基本的には見た目どおりの明るさになるように設定する。
しかし、カメラの受光部が再現できる明暗の幅(=ダイナミックレンジまたはラティチュード)は人間の目よりも狭い。
そこで、カメラは画面上の一部を基準に(→測光モード)標準的な露出を決定する。
これが標準露出である。
ただし、カメラは、一番よい明るさにしたいメインの被写体とその他の背景とを区別しない。
そこで、撮影者がイメージする明るさ(人間の目から見て自然な明るさ・目で見たのと同じような明るさ等)、すなわち、適正露出になるように露出を決定する作業(露出補正)が行われる場合がある。
なお、適正露出は目で見たのと同じような明るさに限らず、「もっと明るいイメージで撮りたい」というような撮影者がイメージする明るさを指す。
伴貞良 『今すぐ使えるかんたんmini SONY RX100 基本&応用 撮影ガイド[RX100IV/RX100III/RX100II/RX100完全対応]』 技術評論社、2016年、74項。
適正露出の位置づけ・体系(上位概念等)
露出
露出は次のような種類に分類できる。
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