クリエイティブスタイル
クリエイティブスタイルとは
クリエイティブスタイルの定義・意味など
クリエイティブスタイルとは、色相(色味・色合い)、明るさ(明度)・コントラスト、彩度(色の濃さ・鮮やかさ)、シャープネスなどの全体的な色調整機能で、これらの設定の組み合わせがカメラにプリセットされた画像スタイルをいう。
参考:クリエイティブスタイル | 撮影の基礎知識 | デジタル一眼カメラ α(アルファ)で写真撮影を楽しむ | 活用ガイド | デジタル一眼カメラ α(アルファ) | サポート・お問い合わせ | ソニー https://www.sony.jp/support/ichigan/enjoy/photo/word7.html
参考:『ソニー イメージングエッジ完全マスター』 学研プラス、2019年、70項。伴貞良 『今すぐ使えるかんたんmini SONY RX100 基本&応用 撮影ガイド[RX100IV/RX100III/RX100II/RX100完全対応]』 技術評論社、2016年、122項。
クリエイティブスタイルの別名・別称・通称など
「クリエイティブスタイル」はソニーの用語で、オリンパスは「仕上り設定」、ニコンは「ピクチャーコントロール」、キャノンは「ピクチャースタイル」と呼称されている。
クリエイティブスタイルの機能
プリセットされた画像スタイルから選択するだけで全体の色相などが切り替わり、シーンに合った画作りができる。
参考:クリエイティブスタイル スペシャルサイト | デジタル一眼レフカメラ“α”(アルファ) | ソニー https://www.sony.jp/ichigan/creative_style/feature/feature1.html
クリエイティブスタイルの位置づけ・体系(上位概念等)
色調整(現像)
カメラとカメラに付属しているメーカーの純正RAW現像ソフト(SONYでは「Imaging Edge Desktop」の「Edit」)には、ホワイトバランスや色合い(色相)、明るさ(明度)・コントラスト、彩度など個々の色調整機能がある。
クリエイティブスタイルはこれらの組み合わせがプリセットされた全体的な色調整機能である。
これらの機能を駆使して色を調整することによりカメラ(とRAW現像ソフト)だけで様々な色彩を作り出すことができる。
こうした画作りの要素はフィルムカメラにはなく、デジカメは「自分でフィルムを作るカメラ」※でもある
と言える。
※桐生彩希 『デジタル写真の色を極める! 写真の学校』 雷鳥社、2013年、37項。
なお、[クリエイティブスタイル]は[ホワイトバランス](色)、[明るさ](露出量)とともに写真全体のイメージに関わる調整になるので、現像(色調整)ではこれらの調整を先に行った方が良い。
参考:『ソニー イメージングエッジ完全マスター』 学研プラス、2019年、59項。
クリエイティブスタイルの種類
クリエイティブスタイルには次のような種類の画像スタイルがある。
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