[科学]生活

掃除(そうじ)・清掃、洗濯、メンテナンス、DIY、節約などの方法・アイデア、その他生活の知恵・工夫をテーマにしています。


ピント―被写界深度―ボケ


ボケとは

ボケの目的・役割・意義・機能・作用など

ボケ「表現」により写真の印象が大きく変わる。

すなわち、ボケが大きく写真の一部にだけピントが合うと、背景が省略される。

したがって、ポートレートや花の写真などに適する。

逆に、ボケが小さく背景まで写真の全体にピントが合うと、画面全体がはっきりと写る。

したがって、風景写真などに適する。

ボケを決定する要因

ボケを決定する要因は次のとおり。

  1. 撮像素子
  2. 被写界深度
    1. 絞り
    2. 焦点距離
  3. ピント位置

伴貞良 『今すぐ使えるかんたんmini SONY RX100 基本&応用 撮影ガイド[RX100IV/RX100III/RX100II/RX100完全対応]』 技術評論社、2016年、85項。

1.撮像素子

撮像素子が大きいほどよくボケる(→撮像素子の大きさ)。

2.被写界深度

被写界深度がボケ表現に関係する。

被写界深度絞り焦点距離により決まる。

絞り

F値絞り値)を小さくする(絞りを開く。絞り穴を大きくして写真を明るくする)ほど被写界深度が浅くなってピントの合う範囲が狭くなり、ボケは大きくなる。

逆に、F値絞り値)を大きくする(絞りを閉じる。絞り穴を小さくして写真を暗くする)ほど被写界深度が深くなって手前から奥までピントの合う範囲が広くなり、ボケは小さくなる。

参考:伴貞良 『今すぐ使えるかんたんmini SONY RX100 基本&応用 撮影ガイド[RX100IV/RX100III/RX100II/RX100完全対応]』 技術評論社、2016年、69項。

焦点距離

焦点距離が長いほど被写界深度が浅くなってボケやすい。

3.ピント位置

ピント位置が近いほどボケやすい。

ボケと関係する概念

反対概念・対概念
パンフォーカス



現在のページのサイトにおける位置づけ

 現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 8 ページ]

  1. ピント
  2. ピント―ピント合わせ―フォーカスモード
  3. ピント―ピント合わせ―フォーカスモード―シングルAF
  4. ピント―ピント合わせ―フォーカスモード―コンティニュアスAF
  5. ピント―ピント合わせ―フォーカスエリア(AFエリア・AFフレーム)
  6. ピント―被写界深度
  7. ピント―被写界深度―ボケ
  8. ピント―被写界深度―パンフォーカス

 現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ



プライバシーポリシー